かげのこ

スペイン暮らしの雑記。

「ありがとう」が良い言葉なのか、考えさせられた件。

こんばんは!カゲノコ帝国です。

 

好きな言葉の中に「ありがとう」というものがあります。

ありがとうとは⁉︎

「めったにない」「めずらしい」を意味する「有り難し」という言葉が語源である。「ありがとう」は有難しの連用形「有り難く(ありがたく)」がウ音便化したものである

また仏教語であったとも言われ、『法句経』にある生命の驚きと感動を伝える言葉が、時代と共に感謝を表す言葉となったとも言われている

Wikipediaより)

 

僕は「ありがとう」を言う機会が多い。それだけ周囲の方々に助けられているからです。

 

ただ、その「ありがとう」について考えさせられることがあったので、書いてみます。

 

【衝撃的だった友達の言葉】

 

「ありがとうなんて言うなよ。」

 

衝撃的な言葉を友達から言われました。。。

 

現在スペインでシェアハウスをしているんですが、

車の免許を持っていない僕は、どこへ行くにも乗せてもらっています。

そこで、降りる時に毎回「ありがとう」と言っていました。悪いことではありません。

でも、友達は僕に対して

 

「ありがとうなんて言うなよ。当たり前なんだから。」

 

と言いました。

 

また、ある日、僕が高熱を出した日がありました。(38、5°)

本当に節々が痛くて歩くのもやっと、ほぼ一日寝ていました。

そんな時、体温計を貸してくれ、薬をくれて。

次の日に良くなってなかったら、病院連れてってやるから。

と。言ってくれました。

 

この時、優しさに泣きそうになりながら、「ありがとう」と言いました。が。

その時も、同じく、

 

「言わなくていい。当たり前だから。」と。

 

なんか、かっこいいなと思いました。と、同時に不思議な気持ちになりました。

 

【助け合うのは当たり前だという感覚】

 

助け合うのは当たり前。

人間足りないところなんて、それぞれあるわけで。

それを助け合うのは当たり前で。

友達なんだから、そこに「ありがとう」はいらないのかも知れない。

 

が。助けてもらうのを当たり前と。僕は思わないので。

有難いと感じた時に、「ありがとう」と伝える。

これからも変わらない気がする。

 

が。もっと、当たり前に人を助けられる人間になりたいと考えさせられました。

(どこかで、ありがとうや何か見返りを求めて、

               助けたりしていたかもしれないと感じました。) 

 

「ありがとうなんて言うなよ。」

 

いつか言ってみたい。。。

 

【最後に】

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

ちなみに、スペイン語で、ありがとうは、Gracias(グラシアス)と言います。

言葉も文化も違う国での生活は、良くも悪くも多くの衝撃があり、刺激的。

日本で培ってきた、当たり前が通用しなかったり。とにかく不思議。

これからはそんな不思議に思ったことも書いていくかも知れませんので、

興味がありましたら、読んでいただきたいです!(毎日書く予定です。)