かげのこ

スペイン暮らしの雑記。

起きてしまった事件。。。🇪🇸

入居から3週間が経ち、同居人の特徴や、頻繁に行われるパーティーにも慣れてきました。(好きになったわけではありません。)そんな中『事件』は起きてしまいました。

【事件】

その日もパーティーは行われ、時間が遅くなると公園で続きやる組と寝る組に分かれました。寝る組は僕含め3人。やっと静かになり、寝床にについたんですが、まだ布団に慣れていなかったのか、すぐ眠れませんでした。。

電気を消しゴロゴロしていた夜中1時過ぎ、部屋の扉が開いて誰かが入ってきようとしたので、すぐに起き上がると、男の声で。「トイレはどこ❓」と尋ねてきました。

真っ暗で、顔もよく見えませんでしたが、パーティーに来てた人なんだなと思い、

「そこの角を曲がったところにあるよ。」と伝えて、布団に戻りました。

少しして眠りかけた時、もう一度扉が開きかけたので、立ち上がると、扉は閉まり立ち去る音が聞こえました。酔っ払いは面倒臭いなと思いながら、疲れていたので、その日は寝ました。

翌朝。目が覚めると、家がザワザワしていました。1階に行くと、パーティー終わりの皆も集まって真剣な顔で話し合っていました。

家に残っていた1人のお金が盗まれていたのです。(なかなかの大金でした)

皆で話し合いながら探していると、1人が悲鳴をあげました!(◎_◎;)

駆けつけると、見知らぬ男がパーティーに行っていた方の部屋で勝手に寝ていたのです。悲鳴を聞いても、起きる様子はなく熟睡していました。結局、お金泥棒もこの男でした。おっちょこちょいな泥棒だなと思いながらも、海外怖いなぁと感じました。

その後、警察に通報して男は捕まり、盗まれたお金も戻っきました。

しかし、盗まれた女性の方は寝ている間に見知らぬ男が部屋に入ってきたのが怖くて、違う家へと引っ越しされました。

(犯人は酔っ払い男で、お金を盗んだ後、疲れたのか、部屋で寝てたみたいです。)

【なぜ】

なぜ、こんなことが起きてしまったかというと。

パーティーの続き組が家を出る時に玄関の入り口2つの鍵を閉め忘れたからです。酔っ払い男は鍵が空いていたから、ラッキーと思って侵入してきたそうです。各部屋に鍵はないので、そこが空いていれば、やりたい放題です。

最初は部屋に鍵がないことにも、夜遅くまでのパーティーで家に知らない人がいる状況にも驚いていました。不安でした。なるべく部屋を離れないようにしていました。

でも、不思議なもので3週間もすれば、慣れていました。

最初は玄関まで行き、ちゃんと鍵を閉めたか見届けていたはずなのに、いつの間にか、部屋に戻り寝る準備を始め、挙げ句の果てには、見知らぬ男が深夜に部屋に侵入しようとしても普通に対応していました。完全にパーティーに来ていた酔っ払いだと思い込んでいました。

(まさか、泥棒と会うって思ってなかったのもあると思います。)

この思い込みが、逆にアタフタしなくて良かったかもしれません。

もし、あの時寝ていたら、何か盗まれていたかもしれない。

対応次第では危険だったかもしれない。そう考えると、少し怖くなりました。

【まとめ】

パーティー組は反省し、その日を境に戸締りには厳しくなり、意識の変化を凄く感じました。

結果として、酔っ払い泥棒は捕まり、お金も返ってきましたが、盗まれた🇪🇨の女性の方は、怖くて引っ越しました。彼女は僕より後に入居して来て、1週間もせずにお別れになってしまいました。短い時間でしたが、とても優しくたくさん話してくれて、寿司が好きと言ってくれていました。なので、いつかどこかで一緒に寿司を食べに行けたらな良いなぁと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

(生活の様子を以前の記事でも書いているので、ご興味があれば、ご覧ください。)

kagenokoteikoku.hatenablog.com