決定権から見た無駄な悩み。
「〇〇になりたい」「〇〇したい」
皆さんそれぞれ、「悩み」があるかもしれません。想像してみてください。
その「悩み」いつから解決していませんか。なぜ、解決しないのでしょうか。
人生は、常に決断の連続。人生をどのように過ごすのかの決定権は、みんなにある。
(環境や状況は様々だと思いますが)
しかし、残念なことに世界では自分自身で「決定できないこと」がたくさんあります。
そこで、悩みについて「決定権」に注目して考えてみました。
【自分じゃない】
例えば、「就職活動」「部活動」「インフルエンサー」
●就職活動
大半の方が経験している「就職活動」や「アルバイトの面接」。
これらで、内定をもらえるか。雇ってもらえるか。の「決定権」は会社さん側にあり。
自分にはない。決めることができない。
(内定をいただいた後に、行くかどうかの決定権はあります)
●部活動
習い事も含め色々なものがあります。
(吹奏楽、バスケ、サッカー、バレー、テニス、陸上、書道。。。。)
競技や種目によりますが、多くの場合は指導者(監督、コーチ、顧問)がいるはず。
それぞれ、やりたいポジションや役割がありますが、「決定権」は指導者です。
どんなに自分が頑張って練習しても、決めるのは彼らで自分ではありません。
又、ポジション争いがなくても、コンクールなど大会に出場すると思います。
その時、順位を決められますが、その「決定権」は審査員の方々です。
色々なインフルエンサーが存在しますが、なりたくてなれるものではありません。
(芸能人、スポーツ選手、Youtuber。。。)
彼らも自分たちで決めているわけではなく、人気の「決定権」は世間です。
画面越しで見る世界はキラキラで、好きなことをやっているように見えるかもしれませんが、どんなに彼らの中でいい作品でも、世間に評価されなければ、人気には繋がりません。
自分たちにあるかのように見えて意外と「世の中の決定権」は自分にないのです。
【みんなの手に】
とは言いつつも、「自分の人生の決定権は自分にあるもの」です。(最近よく聞く言葉)
時代の流れは速かったり、かと思ったら戻ったり、戻ると思ったら曲がったり。
訳が分かりませんが。ただ、少し前の時代より、インターネットが普及し、働く場所を含め、働き方の幅が広がりました。どこからでも、どの年代からでも、働けてしまう。
(海外から、田舎から、都会から、大人から、子供から、学生から。。)
仕事ではありませんが、僕もスペインで生活しながらブログを書くことができ、家族と無料電話ができてしまう。凄く便利な時代であり、選択肢はあり過ぎるほどあります。
この「たくさんある選択肢から何に挑戦するのか」この選択権は我々皆が持つものです。
【まとめ】
「決定権」が自分にあるのか、ないのかを書きましたが「悩み」に通ずる部分があります。
誰しもが抱えている「悩み」には2種類あって。
「どうしようもない悩み」と「どうにかなる悩み」です。
そんなんわかってるわ!!! って突っ込まれそうですが。
僕はこの2つの悩みが混同していて、頭の中がごちゃごちゃでした。
例えば、自分の望む役割、ポジションに選ばれなかった時。
- なぜその役割を与えられなかったのか。
- どうやったら、その役割になれるのか。
両者、一見すると似ていますが。
1つ目は、「どうしようもない悩み」です。(僕の経験上)
なぜか考えたとこで、答えは決まっていて、何か足りなかったから。
決定権のある第三者がそう評価したから。それ以上でも以下でもありません。
(他者を完璧に理解するのは不可能に近く、想像することしかできません。)
悩んでも、希望する役割を与えられなかった事実は不変であり、どうしようにもないのです。
(僕は、この「なんで」を何回も頭の中でグルグルと考え悩んでいました🌀)
ちなみに、いくら考えても解決したことはなく、落ち込んだり、イライラしただけです。
大事なのは2つ目です!「どうにかなる悩み」
どうやったら、その役割になれるのか。
自分の目的(なりたいもの、やりたいこと)にどうやったら辿り着けるのか。
こっちは、試行錯誤して、大いに悩むべき「悩み」です。
ほんの少しの違いですが、こちらは、自分の中で解決して前進できるものだと思います。
この2つを整理できたことで、本当の悩むべき悩みと向き合える時間が増えました。
「悩み」は多くの方が抱えているはず。(僕も常備しています)
ただその悩みにも、自分の力でどうにかできるものとそうでないものがあり。
どうにもできないことは悩んでも仕方がないのです。どうにもできないんですから。
その時間を、「どうにかなる悩み」に費やした方が良いかなぁと感じています。
選択肢が広がっている今。世界は挑戦できることで溢れています。
それを、やるもやらないも、「決定権」は自分です。
自分の力で変えれる範囲で取り組んでいくことで、大きな変化につながるかもしれません。
これに気づけた僕は少し気持ちが楽になりました!
(ついこないだまで、身長が伸びないかなぁと本気で悩んでましたが諦めました。。。)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!